『Hard To Love』歌詞/和訳 ONE OK ROCKの新曲はTAKAの父を想って書かれた名曲
↑フルコーラス音源動画↑
(CDの発売日、iTunesなどでのネット配信開始日はいまのところ未定?)
「It's a slow song that I wrote about my father. I hope you'll enjoy it. It's called "Hard To Love"」(ゆっくりとした曲調で、父の事を想って書きました。気に入ってくれるといいな。ハード・トゥ・ラブという曲です)
そんな紹介と共にライブで電撃発表されたONE OK ROCKの新曲「Hard To Love」の歌詞を意訳、直訳を交えた日本語翻訳で紹介いたします。
歌詞
緑=意訳
青=直訳による補足
When I was just a kid
(僕がまだ子供だった頃)
I couldn’t wait ‘till I grew up
(大人になるのが待ちきれなかった)
Tried walking in your shoes
(あなたの真似をしようとした)
(直訳:あなたの靴で歩こうとした)
I was always looking up to you
You showed me that I was just a diamond in the rough
(あなたは僕がまだただのダイアの原石だって事を教えてくれた)
You helped me to grow into the man that I’d become
(今の僕があるのはあなたのおかげだよ)
We’ve been down, we’ve been up
(僕らは落ち込んだり、その度に立ち直ったりした)
I hope I've made you proud enough
(あなたが僕の事を誇りに思ってくれていたらいいな、って思う)
You make it look easy, even when I’m hard to love
(僕がどうしようもないヤツだった時も、あなたは簡単そうに僕の事を愛してくれたんだ)
(直訳:僕が愛しにくいヤツだった時でも、あなたは簡単そうに愛した)
When I dropped out of school
(僕が学校をやめた時)
You told me that my time was up
(あなたは僕はもう駄目だと言った)
I was a rebel with a cause
(僕の反抗には理由があったんだよ)
(直訳:僕は理由のある反抗者だった)
Just didn’t know what it was
(ただ、その理由が何なのか分からなかっただけなんだ)
So I went and got a job that paid every day
(だから僕は日払いの仕事なんかを始めた)
You said you did the same thing at my age
(僕と同じぐらいの年の頃、同じような生活をしていた、そうあなたは言ってくれた)(直訳:僕と同じ年の頃、同じことをしたとあなたは言った)
You showed me that I was just a diamond in the rough
(あなたは僕がまだただのダイアの原石だって事を教えてくれた)
You helped me to grow into the man that I’d become
(今の僕があるのはあなたのおかげだよ)
We’ve been down, we’ve been up
(僕らは落ち込んだり、僕らは落ち込んだり、その度に立ち直ったりした)
I hope I've made you proud enough
(あなたが僕の事を誇りに思ってくれていたらいいな、って思う)
You make it look easy, even when I’m hard to love
(僕がどうしようもないヤツだった時も、あなたは簡単そうに僕の事を愛してくれたんだ)
We’ve been down, we’ve been out
(僕らは落ち込んだり、どうしようもなくなったりもしたけど)
I hope I’ve made you proud enough
(あなたが僕の事を誇りに思ってくれていたらいいな、って思う)
You make it look easy, even when I’m hard to love
(僕がどうしようもないヤツだった時も、あなたは簡単そうに僕の事を愛してくれたんだ)
考察
元ジャニーズ事務所所属、そして現ONE OK ROCKのボーカリスト、TAKA(本名:森内貴寛)の父親が森進一であることは結構有名な話。(ちなみにお母さんは森昌子、弟はMY FIRST STORYのボーカルのHiroこと森内寛樹という超芸能一家)
そしてみなさんご存知の通り、森進一と森昌子は2005年に離婚。
それとほぼ同じ時期にスキャンダルを起こしてジャニーズ事務所を辞めたTAKAと父、森進一の間には深い溝が生まれてしまったそうだ。
そんな彼が「父の事を書いた」とハッキリと言って発表したこの曲にはどこか感慨深いものがありますね。
高1で学校をやめ、音楽に人生のすべてを捧げる事を決意したTAKAの姿を観た森進一は、きっと複雑な気持ちだったと思う。
しかし、頑張る息子に若き日の自分の姿を見出し、応援する気持ちが強くなっていったんじゃないだろうか。
有言実行で世界を舞台に大活躍するワンオクとTAKAは、きっと父、森進一の誇りであるはずだ。
2010年に発表された「Nobody's Home」では家族への感謝、愛、そして自分の決意を歌い上げたTAKA。今回の新曲「Hard To Love」では一度は疎遠になった父へのなんとも言えない感情を愛情を表現しているのではないだろうか?