2ヶ月間カロリー制限無し、糖質制限ダイエット+筋トレダイエットをやってみた結果をお伝えします。
こんにちは、ジャパニーズ・ガイ、略してガイです。
今回は糖質制限ダイエット(またの名をローカーボダイエット、炭水化物抜きダイエット)について僕の経験から話してみたいと思います。
僕は太りやすい
正直言って、僕はかなり太りやすい。
しかし、あるダイエットに挑戦し、成功する事が出来たので報告したいと思います。
まず、こいつを見てくれ
こいつを見てくれ。
身長165センチ、体重66キロ。立派な小太り豚野郎だ。
人生の大半をこの「クソデブという訳でも、太ってない訳でもない中途半端な体」で過ごしてきた。
しかし、そんな半端で醜い自分からの卒業をするため、ダイエットに挑むことを決意した。
そのダイエットというのが、、、
あの結果にコミットする事で有名なパーソナルトレーニングジム、ライザップが採用するダイエットメソッドとしてもお馴染な、糖質制限+筋トレによって痩せていく方法だ。
【動画】歴代31人一挙公開【ライザップ RIZAP CM】香取慎吾と赤井英和も!
ライザップのCM↑
香取慎吾、峯岸みなみ、赤井英和などの著名人を起用した「ブゥーツゥ、ブゥーツゥ」のBGMでお馴染のCMは強烈なインパクトだったので僕の世代の人だったらまず知っているだろう。
そして、わずか二ヶ月であの体に仕上がる、という謳い文句が全国のダイエット戦士達の関心を惹いたと思う。事実、僕も入会しようと迷ったのだが、、、
え?
ん?
どっひゃー!!!
えーんッ!!!!
二ヶ月コースで税込み約37万円(373680円)です。
あかん、貧乏人の僕には絶対払えません。
なんとか資金を捻出したところで、食費が払えずに餓死します。痩せるけど死にます。
こりゃ残念だけどライザップにはイケない。
でもまてよ。
糖質の摂取を抑えて、筋トレをするだけなら簡単そうじゃない?
ネットとか本で情報を取り入れて、ジムで筋トレすれば出来そうじゃん?
じゃあ自分でやるか!
そんな感じで僕は二ヶ月間に及ぶダイエットをスタートしました。
ライザップに頼らずに二ヶ月間ダイエットした
もちろん、ライザップ方式のダイエットを行うならライザップに通うのが一番だと思う。
でも、僕みたいにお金が無いヤツはパーソナルトレーニングジムには行けない。
なので、僕は自己流、糖質制限+筋トレダイエットをやることにしました。
期間はライザップと同じ二ヶ月ですが、条件は自己流です。
詳細はこちら↓
守ったのはこの5点ぐらいですかね。
こうやって書いてみるとめっちゃ簡単そうですね。
でも、実際はそれなりに山あり谷ありでした。
特に一食の糖質量を30グラム以下に抑えるため、白米を食べてはいけないってのが最初の一週間はきつかった。
でも、その最初の一週間を乗り切った後は割と楽でした。
筋トレも6回目ぐらいから慣れました。
というかね、効果が出るのが早いから「やってやる! 痩せてやる!」という気持ちになるんです。
今までやってきたウォーキングダイエットとかランニングダイエットとかは、確かに痩せはするんですが、カロリー制限をしないと一ヶ月に1~2キロぐらいしか減らないので、どうしてもモチベーションが尽きちゃうんですよね。
だけど、糖質制限+筋トレのダイエットは効果が出るのが早いです。
え?
結局二ヵ月でどれくらい痩せたって?
まあ、まず結果が知りたいですよね。
こちらが二ヶ月後の写真です↓
66キロ→60キロ(体脂肪率10%)
体重推移
1週間目 65キロ
2週間目 64.5キロ
3週間目 64キロ
4週間目 64 キロ
5週間目 63キロ
6週間目 62.5キロ
7週間目 62キロ
8週間目 61キロ
9週間目 60キロ
痩せた。
ついでに筋肉もある程度ついた!
今まで様々なダイエットに失敗してきた私、ガイですが、今回は大成功。
これなら夏に海にいっても大丈夫そうだ!
そんなわけで、体重に悩んでいるピーポーの為に僕の行ったダイエットについて詳しく説明していくぜ!
糖質は一食30グラム以下
ライザップなどではもっと厳しく糖質制限をしていると思いますが、僕は「ご飯や麺は禁止だがカロリー制限無し、糖質摂取は一日三食で合計90グラムまで、血糖値の急上昇をなるべく抑えるため一回の食事で30グラム以上の糖質は摂取しない」というルールで制限しました。
厳しく糖質を制限するスーパー糖質制限の1日の糖質摂取量は30ℊ~60gという事なので結構余裕があります。俗に言う緩やかな糖質制限に近いかな?
結果としては痩せたので、一定期間継続して糖質を制限し続けさえすれば痩せていくという事ですね。
またちょっとしたチートを使って実際には1日100g程度の糖質摂取量となっていたわけなんですが、それについては後で説明します。
さて、一食の糖質30グラム以内でいったいどれぐらい食べれるかと言うと、
唐揚げ5個、豆腐一丁、ゆで卵1個を食べて大体30グラムいかないぐらいっていう感覚です。
揚げ物大好きな僕はほぼ毎日唐揚げやとんかつとかを食べてました。
下手に野菜を食べるより肉食べた方が糖質を制限するという観点からは良いですね。
実際、ダイエット期間中にステーキ500gとか食べてましたからね、僕。
いきなりステーキ最高です。
付け合わせのコーンや玉ねぎを食べなければ糖質量はめっちゃ少ないです。
ソースを使わずに塩コショウのみで味付けする様にしましょう。
いやはや、肉大好きな僕にとっては最高のダイエットです。
というか肉凄すぎます。
この通り肉の糖質は物凄く低いので、揚げ物で無ければほぼ量に制限なく食べれますね。(ケチャップなど糖質を多く含む調味料には気を付けましょう)
しかし、たんぱく質の過剰摂取は内臓に負担をかけ過ぎるのでほどほどに。僕は結構食べていましたが。
また、三食以外にもナッツを間食に摂ったりしてました。これがさっき言ったチートです。
そうです。お腹がすいたら間食してもいいのです。
僕は100グラムのアーモンドとマカダミアのミックスをタッパーに入れて持ち歩き、半端な時間にお腹が空いた時食べていました。
100グラム食べても糖質が10グラムに満たないため、間食としては最高ですね。
別にナッツでなくても糖質量の低いものであれば間食してもオッケーです。
そして、間食を摂ることによって血糖値が緩やかに上昇するので、昼食や夜ご飯を食べる際の血糖値急上昇を避けられます。
また脂質を含むナッツ等は吸収に時間がかかるため、体が糖質を吸収するのを抑える効果もあるんです。満腹感も十分得られるので、ダイエットの挫折の原因となりかねない突発的なドカ食い予防ともなります。
カロリー制限ダイエットでは間食はご法度でしたが、糖質制限ではむしろ推奨されてますね。
この通り、米や麺が食べられない事を除けば大分自由度が高いのが糖質制限ダイエットの特徴です。
最初の一週間は体が変化に適応しようと苦戦していたのか、若干頭がふらふらしたりもしましたが二週間目には完全になれました。(本当に健康の危険を感じたら、無理せずに食事を元に戻して医者に相談しましょう)
週二回ジムで筋トレ
ライザップを軽くパクったダイエットですので、当然筋トレも導入しました。
といっても行ったのは週二回、一回一時間という短時間の筋トレです。一週間で言えば二時間だけしかジムに滞在していませんでした。
メニューは、
共通メニュー
1、ストレッチ 所要時間5分
2、体幹トレーニング(コアトレーニング)所要時間15分
3、デッドリフト40キロ~80キロ(10回×3セット)所要時間10分
下半身メインの日のメニュー
4、スクワット30キロ~70キロ(15回×3セット)所要時間10分
5、相撲スクワット(出来なくなるまで)所要時間3分
6、ジャンピングスクワット(30回)所要時間2分
7、レッグカール20キロ~40キロ(15回×3セット)所要時間5分
~5分休憩~
8、クールダウンのストレッチ 所要時間5分
上半身メインの日のメニュー
4、ベンチプレス30キロ~60キロ(10回×3セット)所要時間10分
5、ダンベルフライ片手10キロ~12キロ(腕が上がらなくなるまで)所要時間3分
6、懸垂(きつくなるまで)所要時間2分
7、ラットプルダウン40キロ~65キロ(15回×3セット)所要時間5分
~5分休憩~
8、クールダウンのストレッチ 所要時間5分
*インターバルは所要時間内に含まれる
こんな感じに、週二回、一回一時間以内に収まるメニューで筋トレしました。
ジムに行った日から次の筋トレまで二日から三日空けて、上半身と下半身のメニュー交互にこなす感じですね。
筋トレというと毎日ジムに行かなければならないイメージが強いですが、しっかり追い込みをすれば週二回ぐらいで十分に効果がでます。
また、糖質制限を同時に行っているので脂肪の減少+筋肉の増量が合わさってダイエットの成果が目に言えて現れます。変化が分かり易いのでモチベーションを維持しやすいです。
ただ、しっかりと筋肉を付けたい人はプロテインを飲む必要があるでしょう。
僕も筋トレをした日は特例としてプロテインを飲んでいました。(プロテインに含まれる糖質は一日の上限摂取量である90グラムの内に含まない)
飲んでいたのはSAVASのやつです。
筋トレをすること、またはジムに通うこと自体に抵抗がある方もいるでしょうが、糖質制限ダイエットの効果を直ぐに実感するためにはジムの器具を使うのが手っ取り早い手段だと思います。
しかもつらくてめっちゃメンドクサイ有酸素運動をしなくてもいいんです!
24時間営業のジムであればいつでも行けます。しかも一回のトレーニングは1時間程度でいいので時間が無いという言い訳は通用しませんよね?
どうしてもジムに行きたくないという人は自重トレーニングや、家で使える筋トレグッズを使って頑張りましょう!
食事は8時間以内
消化器官の休憩時間を増やし、疲れ切った内臓達を復活させる目的で食事を10時から18時の8時間の間に取るようにしました。
朝食を10時、昼食を14時、夕食を18時という感じですね。
あくまでも内臓に休息を与え、活動を活発にすることが目的なので、今話題の「8時間以内だったらなんでも食べていいダイエット」とは趣旨が違います。
糖質を制限すると、どうしてもたんぱく質を多く摂取する機会が増えて内臓に負担がかかるので、夜の間はなるべく消化するものが無い状態を保っておきたいですね。
食事の時間を8時間以内にしたことによって、寝つきが良くなり6~7時間の睡眠でしっかり疲れが取れる様になったと思います。
また、糖質制限自体にも睡眠の質を向上させる効果があると言われているので、この組み合わせは睡眠問題の改善法としても有効かもしれません。
インスリン(血糖値が上がった時に血糖値を下げてくれるホルモン)がしっかり分泌されるためには6時間以上、7時間以内の睡眠をとる必要があるので、血糖値と関わりの深い糖質制限で痩せる為には上質な睡眠を適切に取る必要があるでしょう。
なるべく歩く、階段を使う
糖質制限をして、尚且つ筋トレをしているならば有酸素運動をする必要はあまり無いのですが、少しでも早く効果を実感するために少しでも多く動く様に心がけていました。
電車で移動する際は目的地の一駅前で降りて歩く。
エレベーターを使わないで、階段を一段飛ばしで上るようにして下半身の筋肉を多く使う。
そういった少しの運動を積み重ねて、脂肪を燃焼させました。
だんだん体力もついてくるので、健康面、痩せにくい体を作る上でもこういった小さな心がけの積み重ねが重要ですね。
便秘を改善する
僕の小太り歴の歴史とは、便秘の歴史といっても過言ではないでしょう。
それぐらいヒドイ便秘に悩まされていました。
3日に一回出ればいい方でした。
ニキビが出来る。
お腹が張る。
腹痛がある。
便秘による弊害は上記の様な分かり易いものだけではありません。
便が体内に長時間留まる事によって腸が本来吸収されるはずではなかった糖質まで取り込んでしまい、太りやすい体が出来上がってしまいます。
基礎代謝も落ちるので、便秘はダイエットの天敵だと言えるでしょう。
そんな便秘を改善するために僕が試したのは以下の事です。
腸マッサージをする。
ウィズワンを飲む。
食物繊維を意識して摂る。
腸マッサージとは、落下腸、捻じれ腸など、腸の位置が悪くて起こる便秘を改善するためにするマッサージです。
↓の動画を観ると良く分かると思います。
簡単に言うと腸を押し上げて、便が正常に腸内を移動できるように手助けをするマッサージです。
マッサージをしていると「ギュル、ギュルル」と水っぽい音がして効いているのが分かります笑
夜にしっかりマッサージをすると翌朝出やすいです。
僕はマッサージだけでは毎日排便する事は出来なかったので、ウィズワンという便秘改善薬を飲んでいました。
本来は一食毎の一包み飲まないといけない薬なのですが、マッサージと併用すれば1日1包みでも十分効果がありますね。
また、糖質制限ダイエット中には肉食生活になりがちなので、現在便秘でない人も便秘になる可能性があります。
晩御飯には野菜を多く食べるようにしたり、便秘改善薬を活用して健康な腸内環境を保ちましょう。
経験上、便秘のままだとかなり痩せにくいです。
2ヶ月間のダイエットをやり切った感想とこれから挑戦する人へのアドバイス
とりあえず、2ヶ月間のダイエットを完遂しました。
結果は成功と言えるんじゃないでしょうか。
最初の一週間は「米くいてぇー!」「ラーメンくいてぇえ!!!」という禁断症状に襲われましたが、乗り越える事が出来ました。
体質変化したというのは勿論ですが、糖質を一定期間抜く事によって糖分を摂取する事によって得られる幸福感への依存が改善された様に思います。
ストレスを発散するために食事を多く摂ってしまったり、空腹を感じていないのに食べてしまったりする事の不自然さに気が付く事も出来ました。
食事にさえ気をつければ太る事は無いですし、筋トレすれば体が綺麗に見えて気持ちもアガります!
ダイエット期間中に使って役立ったもの
この糖質量ハンドブックは糖質制限ダイエットにおけるバイブルです。
スーパーに行く際には絶対に持っていきました。
ゴボウやカボチャなど、ヘルシーなイメージの野菜でも実は糖質量がすごい!という場合がありますので、このハンドブックで食べて良いものダメなものしっかり見分けたいですね。
ナッツは正義です。空腹を満たしてくれるしおいしいし、こいつが居なければ絶対にダークサイドに堕ちていたと思います。
コーラ大好き、一日一本飲まないと気が済まない僕がおすすめするゼロコーラはこちらの「ペプシストロングゼロ」
もちろん糖類もゼロなので糖質制限中に飲んでもokです。
カロリミットも重宝しましたね。
主に晩御飯の前とかに飲む様にしていました。
↑から注文すると一袋無料でついてくるので、薬局で買うよりもお得ですね。
会食のためどうしてもゴハンを食べなければいけない時、脂っこいものや高カロリーのものを食べる時には大活躍です。
期間に拘らずに頑張ろう!
今回僕は2ヶ月という期間を設定しましたが、ダイエットの本来の目的は「健康的に痩せる事」ですので、焦らずにゆっくりとやるのもいいでしょう。
糖質制限をして、太りやすい食材、太りにくい食材を知れば自然と食事のバランスをコントロールが出来る様になり、結果として痩せます。
焦って結果を求めすぎても、体重減少の停滞期などのストレスに負けて挫折してしまいかねません。
挫折は次の挫折を生み、あなたから自信を奪います。
自分にあったペースで進めていく事が、糖質制限+筋トレダイエットを成功させる上では大事でしょう。