いつか終わるブログ

【いつか終わるなら、今日は少しゆっくりしよう】1992世代の半分ニートみたいな個人事業主。映画と英語と新しいものが好きです。彼女はタイ人。

もし「オリンピックまでの4年間に英語を習得」するとしたら僕はこうする

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 オリンピックまであと4年。

僕は18歳の時に留学して現在24歳なので、4年後には英語を本格的に喋り始めて10年目という事になります。

現在は英語6年生で、やっと「自然と英語が喋れているな」という実感が出てきました。

英語10年生になる4年後にはどうなっているか楽しみです。

 

今回は「今から英語を始めたい!」と思っている人に向けてのアドバイスを書いていきますよ。

 

【1年目】グラマー(文法)を70%ぐらい理解する

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幼児などの言語の吸収力が強い年代を過ぎた人が英語を学習する上で一番大事なもの。

それはやっぱりグラマー(文法)だと思う。

スピードラーニングをはじめとする「聞き流すだけ」の教材が人気なのは事実なのだが、少し考えてみれば分かる通り文法を理解しないで英語を聴いたってただの呪文だ。文字通り聴いたそばから流れ落ちていく。

グラマーの知識なしに聴いただけで英語を喋れる様になれるのは一部の才能に満ち溢れた人だけだと思う。

 

文法というブロックのピースが、リスニング力、スピーキング力、単語力の向上の基礎となるのだ。

 

才能とは無縁だった僕にとって、やっぱりグラマーは大事だった。

グラマーを知っていたから相手が何を言っているかが大体分かった。

グラマーを知っていたから簡単な単語を組み合わせて自分の言いたい事を表現出来た。

グラマーを知っていたから知らない単語でもどういう意味か大体予測出来た。

 

グラマーを理解する事によって、気づきが増えるのだ。

実体験の中で気づいて学んだ事は忘れにくい。

グラマーの知識が火種になり、ブワっと英語力が向上していくきっかけとなる。

よく「留学3か月目から急に英語力が上がった」という話を聞くが、これもはやりグラマーの基礎を身に着けた事に起因すると思う。

 グラマーを100%理解する事は一年目ではまず無理だと思うので、70%程度を大体わかるようになろう。

スピーキングの下地となるライティングにも力を入れておくと後々楽だと思う。

英語で書かれた英文法テキストを使うとより効率的に英語脳を鍛えることが出来るのでオススメだ。

 

【2年目】リスニングの精度を上げる

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グラマーの基礎を7割程度を理解出来る様になれば、リスニング力の向上速度はどんどんと上がって行く。

文章の構造が分かれば、相手の英語の発音、喋る速度についていく事に集中しやすくなると思う。

 

ここで大事なのが「分からない事」はしっかりと相手に質問する事だ。

話している相手の言っていることが分からないのであれば、その相手に意味を訊くのが一番早い。

 

「あの構文ってどういう意味になるんだっけ? あとでチェックしよう」

「あの単語分からなかったから後で辞書で調べよう」

 

引っ込み思案な人はそういう風に後回しにしてしまうが、ハッキリいってそれでは英語は上達しない。

半端な知識しかないのに、自分で情報を補完してしまうと間違った事を覚える可能性だってある。

 

「Can you say that again?」(もう一度言ってくれる?)

「What ○○○ means? Can you explain it for me?」(○○○ってどういう意味? 説明してもらっていいかな?)

 

こうやって質問すれば、大抵の人はゆっくり言い直してくれたり、他の簡単な言葉に置き換えて言ってくれる。

会話の中で新しい事を知る事に慣れれば、根本的な理解力の向上にもつながると言えるだろう。

リスニング力、スピーキング力、単語力。その全てが鍛えられる質問という行為と英語力の向上とは切っても切れない関係にあるので、恐れずに質問をする癖をつけよう。

 

また、リスニング力の向上には単語力が必要不可欠だと思う。

知っている単語であれば聞き取るのは容易だし、知らない単語が多すぎると相手の言っている事が全く入ってこない。

単語の意味を完璧に覚える必要はないのだが、暇な時間があれば単語を眺めてみたり、映画を見ながら知らない単語をピックアックしていく癖をつけよう。

「あ、これ何となく見た事/聴いた事ある」という単語を増やしていく事が大切だ。

 

また、3年目に向けたスピーキング力の下地作りにはオンライン英会話がおすすめだ。

Native Camp(ネイティブキャンプ)は月額利用料が5000円程度で使い放題なので、英語を喋る機会が中々無い人はぜひ使ってほしい。(無料体験もあるので、自分に合わないと思ったら他の方法を試そう)

 

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【3年目】自信をもって英語を話す

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グラマーを知り、リスニング力を鍛えたならばある程度は英語を喋れる様になっているはずだ。

しかし、ただ英語を喋るのと、自信を持って英語を喋るのとでは大きな違いがある。

 

「発音に自信が無い」

「文法が正しくない気がして言いたい事が言えなかった」

 

要因は他にも多くあると思うが、英語に限らず第二言語で話すのには慣れが必要だ。

とりあえず、最初から完璧を求めるのはやめよう。

三歳児がまだあまり達者に喋れない様に、英語を始めて3年程度じゃ上手く喋れなくて当たり前だ。

沢山失敗して、メンタルを鍛えよう。

転べば転ぶほどリカバーする力が鍛えられ、瞬発力が上がるのだから。

 

この頃から発音も少し良くなり(意識して取り組めば)、それに付随してリスニング力がまた1段階成長すると思う。

 

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【4年目】英語を生活の一部にする

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文法、リスニング、スピーキング、単語。

全てがバランスよく鍛えられてくるのが4年目だと思う。

こうなると後は実戦から学ぶのがベストだ。

旅に出たり、外国人と出会える場所に足を運ぶようにしよう。

通訳や翻訳家、正確無比な英語を必要とされるスペシャリストを目指していない限り、もう座学はさほど必要ないだろう。

大事なのは英語をアウトプット、インプットする環境に身を置くことだ。

仕事で英語を使わない人は英会話カフェ、オンライン英会話などを利用しよう。

英会話を目的として英語を始めた人にとっては、無作為にピックアップした単語を暗記したり、読みたくない洋書を読むのはストレスだと思うので、そういった無理はしなくてもいい。

血の通った英語に触れる事が何より大切だ。

実際、100回書いて暗記した単語より、1回実際の会話の中で使った単語の方が長く覚えていられる。

英語力の成長には確かな積み重ねと、経験からしか得られない感覚的な知識が必要不可欠だと思う。

 

英語を使う環境に身を置けば必ず喋れる様になる

聴いて喋る。これを習慣としてしまえば英語力はほとんど勝手に向上していくと思う。

オンライン英会話や英会話カフェを活用して英語を定期的にインプット、アウトプットする環境に身を置こう。

楽で速い英語習得法は残念ながら存在しない。

だが、無理なく、挫折しない英語学習方法は存在する

今から英語を習得したいと思っている方は4年後、オリンピックの開催時期をゴールとして一念発起してみてはどうだろう。

 

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