いつか終わるブログ

【いつか終わるなら、今日は少しゆっくりしよう】1992世代の半分ニートみたいな個人事業主。映画と英語と新しいものが好きです。彼女はタイ人。

ゲイでもなんでも「ありのまま」を受け入れようぜって話

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僕の周りにはゲイが多い。

精確に言うと、彼女の友達にゲイが多すぎて、結果として僕もゲイの人たちと関わる機会が多くなってきた。

 

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「ゲイなんだ、へー」

 

そんな感じに、今までゲイだろうがなんだろうが特段気にしてこなかった僕だが、関わりが増え、ゲイに関する知識が増え、彼らが置かれている状況を知ると今まで通りとはいかない。

この社会の中で、同性に恋をし、愛を育む人たちがどんな苦労をするのか。

それを知ってしまうと、なんともモドカシイ気持ちになるのだ。

 

「ゲイは生物学的に間違っている/正しい?」とかそういう話じゃないよね

ゲイ(レズビアン、その他のLGBT)の存在の是非を問う論争の中に必ずと言っていいほど登場する「ゲイは生物学的に間違っている」とか「いや、正しい」とか、そういう意見。

確かに、そういった視点から考察する必要もあるかもしれない。

ただ、僕らが生きている社会においては、生物学的に正しい事が絶対では無いし、間違っていても悪ではない。

そもそも、ゲイであるという変えられない事実に良い悪いを問う事自体がナンセンスすぎる。

LGBTを生理的に受け入れられない人もいると思うが、そういう人は自分がなぜLGBTを受け入れられないのか論理的に考えてみてほしい。

ゲイ、レズビアンバイセクシャルトランスジェンダーが当たり前に存在する現実から目を背けて、深い考えも無く嫌うという事は、あなたの世界を狭くするという事でもあるのだ。

 

同性愛は危険思想ではないし、人類滅亡の始まりでもない。

ただ、恋愛対象が同性というだけだ。

本来は議論の余地も無く、ただ「ありのまま」を受け入れられるべきだと思う。

同性婚を肯定すれば少子化が悪化する」なんてことは絶対ない

日本で同性婚が認められれば、少子化が進む? もちろんそんな事は無い。

同性婚が認められようが認められまいが、ゲイはゲイだし、レズはレズだ。少子化とは一切の関係が無い。

こんな突拍子も無い事を言う人は、もしかして「同性婚が駄目なら、ゲイ(レズ)も諦めて女(男)と結婚して子供作るだろう」みたいな狂ったファンタジーを思い描いているのだろうか。

そんな事起こるわけない。脳みそが入っていればそれぐらいわかるはずだ。

LGBTにはLGBTとしてのアイデンティティーがあり、それは誰にも変えることが出来ない。

「ありのまま」を受け入れられない社会がLGBTを殺している

生きる意味とはなんだろうか?

子供を作り、家庭を持つ事?

だとしたら、LGBTが生きている意味はないのか?

その事に悩むLGBTはかなり多い(実際、僕の彼女の友達も語っていた)。

確かに、普通とされている営みの枠から外れる事は、想像もできないぐらい孤独で不安な事だろう。

カミングアウトしたら家族や周りの人はどうなるだろう?

そう思い悩むのは当たり前だ。悲しい事だが自殺を計画するのも無理はない。

 

僕たちの社会はまだまだ偏見や無理解に溢れている。

マイノリティーもマジョリティーという言葉に囚われず、「ありのまま」を受け入れる事が出来る人が増えれば世界はもっとLGBTに対しても平等になるのではないか。

 

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